■
員数
4冊
■
材質
紙本墨書
■
形状
粘葉装
■
法量
各縦27.7×横15.4
■
時代
日本・平安時代(長承2〜3=1133〜34)
空海撰述とされてきた『三教指帰』の成安による注釈書。注釈書は、数本伝来するが、本品が唯一上下巻揃った完本。奥書から長承2〜3年(1133〜34)の間の書写とわかる。成立後約40年、現存最古の写本。本品には全編にわたって訓点や散逸した漢籍からの引用が多く見られる。