重要文化財
員数  1冊
材質  紙本墨書
形状  冊子
法量  縦29.8×横25.7
時代  日本・鎌倉時代(12世紀)


解説
 法然(1133〜1212)が念仏についての経・釈の要文を集め、往生の業は称名念仏をもって本とする旨を16章に分けて述べた書。本品は、筆致より鎌倉中期頃の写本と認められる。もと栂尾高山寺に所蔵されていたが、のち越前の浄勝寺に入った旨を記す添書が付されている。