重要文化財
員数  1巻
材質  紙本墨書
形状  巻子
法量  縦27.2×全長(178.2)
時代  日本・奈良時代あるいは朝鮮・統一新羅時代(8世紀)


解説
 新羅僧元暁(617〜86)によって著された因明(論理学)論書の断簡。草書体の仏典として珍しい。従来、奈良時代の写本と考えられていたが、書体や書風から新羅写本との見解がある。また聖武天皇(701〜56)の皇后となった光明子(701〜60)の私印とされる「内家/私印」が捺され、光明子ゆかりの品であることがわかる。
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