員数  1冊
材質  紙本木版
形状  冊子
法量  縦25.7×横16.2
時代  日本・鎌倉時代


解説
 『往生要集』は、源信(942〜1017)が極楽浄土に関する経論の要文を集め、自らの浄土教思想を述べたもので、寛和元年(985)に完成した。本品は鎌倉時代の刊本である。なお収めた黒塗箱の題箋に「浄土教版/往生要集巻中 鎌倉初期刊」と墨書される。