員数  1冊
材質  紙本墨書
形状  冊子
法量  縦23.4×横18.7
時代  日本・室町時代


解説
 『往生要集』は、源信(942〜1017)が極楽浄土に関する経論の要文を集め、自らの浄土教思想を述べたもので、寛和元年(985)に完成した。3巻10門からなる。本品は、建長5年(1253)9月に道妙(生没年未詳)を願主として刊行された版本の写本で、元和9年(1623)7月天台沙門豪明(生没年未詳)の所蔵となった。