員数  1巻
材質  紙本墨書
形状  巻子
法量  縦32.0×全長217.0
時代  日本・平安時代(永暦元=1160)


解説
 永暦元年(1160)5月5日、後白河法皇の院庁が、浄妙寺の訴えによって、平範家および領地伏見庄の庄民らの横領を止め、寺領の返却を当該地域の山城国在庁官人等に命じた下文。記述から浄妙寺における道長家流の存在の大きさが知られる。末尾には平清盛など公卿が自筆花押をすえる。
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