員数  1巻
材質  紙本墨書
形状  巻子
法量  縦24.1×全長1011.8
時代  日本・奈良時代(天平宝字6=762)


解説
 僧光覚(生没年未詳)の勧進による知識一切経の零巻。光明子一周忌のために書写されたとの説がある。奥書には光覚を筆頭に、僧・菩薩号・優婆塞・優婆夷・俗人など多様な人々が名を連ねる。本品には光覚以下七名の人名がみえる。のち平安時代の法隆寺一切経の一具とされた。