員数  1帖
材質  紙本墨書
形状  折本
法量  縦24.8×横9.3
時代  日本・平安時代(大治元=1126)


解説
 法隆寺一切経の零巻。陽刻黒方印「法隆寺/一切経」を捺す。本品はもと巻子から折本に改装。朱点・四声点のほか、墨書の傍訓・送り仮名をはじめ、天地にも音義・訓・校合などが付されている。巻12以外の僚巻10巻が法隆寺に蔵され、単独で重要文化財に指定されている。