員数  1巻
材質  紺紙金泥
形状  巻子
法量  縦25.8×全長458.7
時代  日本・平安時代(12世紀)


解説
 平安時代後期に神護寺に施入された神護寺経の零巻。陽刻朱方印「神護寺」を捺す。表紙に宝相華唐草文を、見返しに金銀泥で釈迦説法図を描く。『神護寺略記』によれば、鳥羽院(1103〜56)が発願し、文治元年(1185)に後白河院(1127〜92)が神護寺に施入したと伝える。