員数  1幅
材質  紙本墨拓
形状  軸装
法量  縦136.1×横68.5
時代  日本・奈良時代(8世紀:原品)


解説
 東大寺大仏蓮弁に刻まれた線刻図の拓本。大仏は兵火で創建時より大きく異なるが、台座の蓮弁線刻図は当初の姿を示す。上方に仏菩薩群、下方に須弥山世界が刻まれ、蓮華蔵世界を図化し、大仏を本尊とした三千大山世界を表現する。本品は上方の仏菩薩群の中尊仏である。