研究プロジェクト紹介
研究意義
本研究は、諸外国における仏教を中心とした宗教研究の動向を把握するとともに、国際社会に対して本学の真宗・仏教研究を公開することを目的としている。従来は英語圏を中心として研究活動を行ってきたが、近年は中国やヨーロッパなど、他の言語文化圏へも活動の範囲を拡大している。
研究目的
本研究プロジェクトの中心課題は、次のとおりである。
真宗を中心とした仏教研究動向の把握と真宗関連資料の翻訳出版
プロテスタント神学との対話研究
近代化と宗教―主に浄土真宗の社会学的観点からの研究―
中国華北・東北・東部モンゴル地域の宗教と文化の研究
研究計画・方法
上記の研究目的を遂行するために、〈受信〉と〈発信〉という両側面から、 以下のような活動を進めていく。
〈受信〉- 海外における仏教関係書誌の収集・整理・デジタルベースの構築
- 仏教を中心とした宗教研究者を招聘しての講演会・研究会の開催
- 海外における宗教及び関連文化の諸相の調査
- 真宗・仏教関係文献の翻訳と出版
- 仏教・宗教関係国際学会の企画ならびに開催。その他、さまざまな形で、 海外の宗教研究者や研究機関との交流を継続的に行う
学会・研究会
- 宗教と近代合理的精神 --- 日仏文化の比較を通して --- 大谷大学真宗総合研究所・フランス国立高等研究院合同シンポジウム(2006年11月30日・12月1日)
- 南都仏教の中世的展開 (2006年10月6日・7日)