1990年代より西蔵文献研究班が開発を続けてきたチベット語のフォントとキー配列が、2007年10月26日(金)午後6時に発売されたApple社のオペレーティング・システム「Mac OS X v10.5 Leopard」に標準装備のチベット語環境として正式に搭載された。その後のMac OSXにも標準で搭載されている。

その後、開発者の一人である野村正次郎氏(株式会社ココノール代表)に開発を委託し、バージョンアップの対応などのメンテナンスが続けられている。また、iPhoneやiPadのiOSにも移植され、チベット文字の入力を可能にしている。

キーボードには「Tibetan – Otani」の名前と大谷大学のロゴがアイコンとして採用されている。

tibetan-otani

西蔵文献研究班のプロジェクトとしては終了した。OSX対応当時のサポートWebサイトは、

である。